泣いた朝と、ほっとした夜

付き添い入院、やっぱり毎日いろんなことがあります。

朝5時半ごろ、まるくんが目を覚ましました。

「遊び部屋(院内のプレイルーム)に行きたい!」と大部屋で元気いっぱい。

まだ他の人は眠っている時間なので、なんとか気をそらしながら6時半まで過ごし、ごはんを食べさせました。7時半からは絶食のためです。

でも、そのあとのお薬タイムが大変で…。

「飲みたくない!」と泣きながらまるくんが私を叩いてきたり(普段叩くことなんて一切ないのに)、私もぐったり。

先生が採血に来てもイヤイヤが続き、薬剤師さんに相談してくださいと言われても、低菌食と偏食が重なっていて薬剤師さんもアドバイスが難しそうで、どうしたらいいのか分からず、気持ちが沈んでしまいました。

普段なら「仕方ない」と思えることも、今日は気持ちが弱っていたせいか、涙が止まりませんでした。

 

でも夜、あの苦いバクタをプリンとチョコと一緒に、まるくんが頑張って飲んでくれました。

私や看護師さんにたくさん褒められて、本人もとても嬉しそう。

「まるくん、2個もお薬のめたよ!」と何度も報告してくれて、その笑顔に私も心がふっと軽くなりました。

今日は泣いてしまった日。

でも最後は、まるくんの笑顔で終わることができました。

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