骨髄検査の日。心が折れそうで、それでも

今日は7時ごろ起床。骨髄検査があるので7時から絶食、9時から絶飲食。

8時30分を過ぎると「おなかすいた」と泣き叫ぶ。薬は3種類のうち1つだけ飲んで、残りは拒否。床に落とされてしまった。

「大声を出せばお母さんが動いてくれる」と思っているのかな…。そう感じたので、もう無視することにした。私は音楽を大音量で流し、体操座りで下を向く。ありえない親だなと思いながらも、誰かに代われるわけじゃないし、自分の心を守るためにこれしかなかった。

午前中、看護師さんが熱や血圧を測りに来てくれた。気づかずに俯いたまま音楽を聴いていると、「お母さん、大丈夫?」と声をかけてくれた。

その看護師さんは、とてもカッコいい女性で、言葉に嘘がない感じの人。涙がマスクを濡らすほど溢れてきた。

「入院しているのはまるくんなのに、辛いのもまるくんなのに、なんで私が泣いてるんだろう」そんな情けなさでいっぱいになった。でも「お母さんのことが心配」と言ってもらえて救われた気がした。

私が泣いているのを見ていたからか、まるくんもその後は少し大人しかった。

11時50分、骨髄検査へ呼ばれる。涙もなんとか落ち着いた(ハンディファンで風を目に当てると涙が引くことを発見!)。

麻酔でうとうとしているまるくんを処置室のベッドに寝かせ、手に握っていたドクターイエローのおもちゃと靴を先生に託して病室へ戻った。

12時10分、戻ってきたまるくんはまだ酔っ払ったみたいな様子。1時間上を向いていなければいけないので、お腹がすいたと泣きながら起きあがろうとするのをなだめて横にさせる。

1時間後、お水を飲ませ、むせなかったのでごはんを食べさせる。その後、久しぶりにプレイルームへ。保育士さんにたくさん遊んでもらい、まるくんは声を出して笑っていた。あぁ、よかったと心から思った。

午後の回診で先生方が来ても、まるくんはまた無表情でにらむだけ。いつか笑顔でお話できる日がきますように。

今日はパパも来て、一緒に少し遊んでくれた。そのおかげで私も少し気持ちが和らいだ。

夜は「悲しいときは、ごはんをしっかり食べて寝るに限る」と自分に言い聞かせて一日を終えた。

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